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第1四半期の世界PC出荷台数は10.9%増--今後は成長率の鈍化も - (page 2)

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 Apple Computerも第1四半期に好業績を収め、出荷台数の成長率は40%台となった。IDCは、Appleが好業績を収めた背景には「Mac mini」の出荷台数増大があるとしている。また、音楽プレイヤー「iPod」の人気がApple全体にハロー効果をもたらしたともIDCは述べる。AppleのPC出荷台数は、世界で107万台、米国だけで45万台だった。また、世界のPC市場におけるシェアは2.3%で、米国内で出荷されたコンピュータのうち3.1%がApple製であったという。

 一方Gartnerは、第1四半期の世界PC出荷台数が10.3%伸び、5000万台強になると予測していた。GartnerおよびIDCは、しばしば同様の傾向を調査結果として示すが、PC市場に関しては多少異なる調査方法を採用しており、それが予測値の相違につながったと考えられる。

 Gartnerの調べでも、世界のPC市場を牽引しているのはDellで、出荷台数は前年同期比約14%増の850万台という結果が出ている。だがGartnerは、米国市場におけるDellの弱点を指摘した。Dellの出荷台数成長率は10四半期連続で20%を超えていたが、2005年第1四半期の成長率は14%で、初めて20%を割り込んだという。

 HPはおよそ700万台を出荷し、成長率は11%近くに達したと、IDCは発表している。第3位となったIBMの出荷台数は前年同期比2%増の230万台。第1四半期の「ダークホース」的存在となったのがAcerで、185万台を出荷して第5位にランクされた。出荷台数210万台を擁してこれを上回ったのが、Fujitsu-Siemensである。Acerの出荷台数はDellやHPのそれとは比較にならないほど少ないが、年間成長率は36%にも及んでいる。

 米国のPC市場には、ほかの地域のプレイヤーが複数参入してきており、これらのプレイヤーの出荷台数は前年同期比6.5%増の1460万台であったと、IDCは述べている。

 米国市場におけるDellの出荷台数成長率は約8%で、およそ500万台に達している。HPは4%前後の成長率を記録し、約270万台のユニットを出荷したという。

 Gatewayは、米国市場では第3位につけたが、出荷台数は落ち込んだ。米国の小売り市場では堅調な兆しを見せたが、旧GatewayブランドとeMachinesブランドを統合した新GatewayブランドのPC出荷台数は、前年同期比-23%であったことが、IDCの調べで分かった。IDCは、今月中にGatewayが第1四半期の業績を発表してから、正式な出荷台数を確定するとしている。IDCは現段階では、同社の出荷台数が83万台だった述べている。

 第4位、第5位につけたのは、IBM(出荷台数62万7000台、マーケットシェア4.3%)と東芝(出荷台数50万9000台、マーケットシェア3.5%)だった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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