サイボウズは、4月14日開催の取締役会において、同社子会社サイボウズフ ァイナンスを通じ、インフォニックスの株式を取得する株式売買契約を締結、 インフォニックスを同社連結子会社とすると発表した。
サイボウズは、すでにインフォニックスとの間で「サイボウズ Office 6 リ モートサービス」などの代金請求業務委託に関する業務提携を行っており、今 後さらに同社社内業務システムの強化と新サービスにおける協業を前提に、資 本提携にかかる交渉を進めていた。協業の内容としては、サイボウズ顧客向け 通信関連における新サービスの企画と運営、社内業務システムの強化などを行 っている。
サイボウズでは、資本提携を含めた今回の関係強化によって、これらの協業 をより円滑に進めるとともに、今後の新規事業展開を加速させ、両社のさらな る成長と企業価値向上の実現につながるものと判断し、インフォニックスを連 結子会社化したもの。
なお、インフォニックスの経営は引き続き、現在の代表取締役である淺野社 長を中心として現経営陣が執行していく。今後も両社の自主性を尊重しつつ、 広範な分野での協力関係を深め、グループとして企業価値向上を目指していく。
インフォニックスは、通信サービス事業に端を発し、その優れたビリング (課金と請求)システムをコアコンピタンスとして、ビリング関連のソリュー ションを提供している。約2年半前にMKSコンサルティングがアドバイスするフ ァンドの支援によってMBO(マネージメントバイアウト)を実施しており、す でに相応の事業基盤と事業体制、および競争優位性を有している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手