GMOペイメントゲートウェイがようやく初値--5.6倍の値上がり

別井貴志(編集部)2005年04月06日 15時59分
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 東京証券取引所マザーズ市場に4月4日に新規上場したGMOペイメントゲートウェイが、ようやく4月6日になって初値を付けた。同社はグローバルメディアオンライン(GMO)の子会社で、オンラインクレジット決済処理サービスを手がける。

 人気が高くて買い注文が殺到したために上場から2日間値が付かず、3日目の朝方にようやく450万円の初値を付けた。公募価格が80万円なので、5.6倍の上昇率だ。後場に入って直後にはストップ高の500万円の高値を付けた。しかし、大引けにかけては軟化して、結局は公募価格比322万円高の402万円で引けた。この日の安値は400万円なので、ほぼ安値圏で取引を終了した。

 このところ、インターネットやIT関連も含めたIPO(新規公開)関連株が総じて人気を集めている。市場関係者は「新年度に入ったことで、証券会社の自己売買や投資信託の新規資金が中小型株に流入し、値動きが好調なIPO関連に向かっている」という声が多い。GMOペイメントについては「今後の高成長が見込まれており、また同業の上場企業が少ないため人気化した面もある」との見方もあった。

 その中で、「成長性に期待した買い物もあるが、IPO人気による株価の高騰は公開株数の少なさも影響している」と見る市場関係者もいる。株を買いたい需要が高いのに、流通している株数が少ないので高騰しやすくなるというわけだ。

 IPO人気の代表格となったガンホー・オンライン・エンターテイメント(大証ヘラクレス市場に3月9日に新規上場)は、公募価格120万円に対して初値が3.5倍の420万円と取引初日に高騰し、その後も暴騰を続けて4月5日には1679万円の高値を付けた。1カ月足らずで公募価格比で14倍に大化けしている。同社はオンラインゲームなどを手がけ、孫正義氏の弟である孫泰蔵氏が代表取締役会長を務める。株価は大化けしたが、たしかに公開株式数は1000株(発行済株式数に対して6%)と少なく、人気が高まれば高騰しやすいといえるだろう。GMOペイメントの公開株数は1835株(同10%)だった。

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