ACCESSは4月5日、同社の情報家電向けブラウザ「NetFront」用に作成されたコンテンツのプレビューツールである「NetFront Mobile Content Viewer」が、米Adobe Systemsの「Adobe GoLive CS 2」に標準バンドルされることを発表した。
NetFront Mobile Content Viewerは、同社の情報家電向けブラウザNetFront用に開発したコンテンツのチェックが簡単に行えるプレビューツールだ。Adobe GoLiveやMacromedia Dreamweaverからビューアとして利用できるが、従来は開発者が環境を整える必要があった。NetFrontと同様に、OMA Browsing 2.2/WML/HTML 4.01/XHTML 1.1(Mobile Profileを含む)/CHTML/CSS1および2の一部/ECMA Script 3rd edition/DOM level 1 and 2/DHTMLの一部/SSL3/TLS1.0等の標準仕様をサポートしている。
表示には120×160と240×320という2種類の携帯電話用スキンが用意されているほか、その他の解像度にも対応。通常のフルページ表示に加え、Just-Fit RenderingやSmart-Fit Rendering(パソコン用に作成されたウェブサイトを携帯機器の小さいスクリーン用に自動的に再配置するNetFront独自の機能)といったレンダリングモードにも対応する。さらに、最新のインターネット仕様であるSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)やSVG(Scalable Vector Graphics)コンテンツの表示も可能だ。
NetFront Mobile Content ViewerはまずWindows版のAdobe GoLive CS 2用に提供され、サイト開発者に対しNetFront向けコンテンツやサービスを作成するためのプレビューテスト環境を提供する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」