サンフランシスコ発--米国時間24日に、Sony Computer EntertainmentのPlayStation Portable(PSP)が北米市場でも発売になった。当地にある複合エンターテインメント施設Metreonにある直営ショップの外には、激しい雨にも関わらず、36時間以上も並んで、午前0時の開店を待つ人々の行列ができていた。
サンフランシスコ在住のRichard Rothは、PlayStation 2(PS2)の発売や、PS2対応ゲームの発売の際にも徹夜で並んだ経験の持ち主で、行列に並ぶことも苦にならないようだ。
「徹夜で並ぶのは楽しい」という同氏は、4年前のPS2発売時に行列の先頭に並んで、かなりの注目を浴びたことがあるという。「あの時は、15分の間だけ時の人となった。小売店に予約を入れていたら、CNNで自分の姿が流れることもなかったはずだ」(Roth)
Metreonの前には、Rothを含む数百人の熱心な消費者が泊まり込んでPSPの発売を待っていた。彼らは皆、この数の限られたガジェットを手にするためなら、どんなに辛い目に遭っても耐えられると確信しているかのようだった。
Sony Computer Entertainment America最高経営責任者(CEO)の平井一夫氏は、同社が北米市場の発売にあわせて100万台のPSPを確保するために、可能な限り手を尽くしたと述べた。「100万台というのはこのような製品としては異例の数だ」と同氏は述べ、PS2の北米発売時には50万台しか用意されていなかったと付け加えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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