ユニアデックスは3月16日、FOMA/無線LANデュアル端末対応の無線IP電話ソリューションに低価格版「FOMAファーストパッケージ」を設定し、4月に販売を開始すると発表した。税込み価格は230万円から。対応端末N900iLの価格は1台4万5000円。
低価格版ソリューションは、最大50人のユーザーに対応でき、PBXを残したまま連携導入が可能。従来より提供している標準版は、最大300人に対応可能で、価格は3500万円から。
機能は標準版と変わらず、インスタントメッセージ送受信やプレゼンス機能、電話帳などが利用できる。ただし、無線LANスイッチ、SIPサーバ、認証サーバは低価格タイプを採用した。
低価格版と標準版のアーキテクチャは共通なので、ハードウェアやソフトウェアを買い替えることなく、ライセンスなどを追加するだけで数千人のユーザーに対応可能な規模まで拡張できる。
なお、同社は同ソリューションを端末600台規模で自社に導入し、3月7日に本格稼働を開始した。「自社導入で得られる通信コスト削減や電話番号運用、業務改善などに関するノウハウを、外販やユーザー導入に生かす。同時に、今回の低価格版発売で大規模企業の拠点/部門からの段階的導入と、小規模オフィスでの利用促進にはずみをつけ、拡販につなげる」(同社)
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