グーグルは3月16日、同社の提供する広告プログラム「Google AdSense」に、新機能「Ad Links」を追加したと発表した。
AdSenseは、テキスト形式の「Google AdWords」広告をサイト上に表示させるものだが、Ad Linksでは広告をそのまま表示するかわりに、サイトに関連したトピック(キーワード)をリンクとして表示するものだ。例えば、懸賞サイトにてAd Linksを採用した場合は、「懸賞プレゼント」「当たる」「もらえる」といったような懸賞に関連するキーワードが表示される。
Ad Linksの例 |
サイトを訪問したユーザーがAd Linksのキーワードをクリックすると、そのキーワードに対するAdWords広告が表示される。表示されたAdWords広告をユーザーがクリックすると、サイト運営者に収益が発生する。なお、キーワードをクリックしただけでは収益は発生しない。
サイト運営者はAd Linksのコードを自分のサイトに埋め込むだけで同サービスが利用できる。サイトに合ったキーワードは、グーグルのコンテンツ解析技術により自動的に選択される。サイト上に表示するキーワードの数は、サイト運営者が設定できる。
なお、同様の広告サービスは、三井物産の運営するLISTOPでも提供されている。ただしLISTOPのキーワード広告を掲載できるのは提携サイトのみ。グーグルのAd Linksは、AdSense登録者であれば誰でも利用できる。
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