オンライン小売業者の2004年第4四半期の売上高が、前年同期比22%増の184億ドルに達した。
この数値は、米国時間24日に米商務省が発表したもの。ウェブで買い物をする人は増加しており、その傾向はホリデーシーズンに顕著に表れるというレポートが市場調査会社などから多く出されているが、商務省が発表したデータからもこのような傾向が読み取れる。
Jupiter Researchのレポートによると、2004年のホリデーシーズンに初めてオンラインショッピングを体験した人が1770万人いたという。またJupiterは、2005年はさらに多くの顧客がオンラインショップを訪問するだろうと述べる。同社では、2005年のオンライン売上高が20%増えるものと予測する。
商務省が発表したレポートからは、小売市場全体に占めるオンライン売上の割合が増加していることが分かる。第4四半期における米国の小売売上高は前年比8.2%増の9385億ドルに達した。
第4四半期のオンライン売上の成長率は、年間成長率の23.5%とほぼ同じだったとJupiterはいう。2004年のオンライン総売上高は692億ドルで、全米の小売総売上高の2%足らずだった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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