日本IBMは2月23日、PCの管理運用を遠隔地から行うサービス「IBM デスクトップ・マネージメントサービス(DMS)」の提供を3月1日に開始すると発表した。顧客のPCにおけるウイルス対策やソフトウェア配布、データ移行、資産管理などを、同社が遠隔実施する。
DMSは、同社が運営するセンター機能と、顧客側に設置するオンサイトサーバ、エンドユーザーのPCで稼働するエージェントで構成する。これらを顧客の既存ネットワークを利用して連携させ、インターネット経由でセンターにVPN接続してサービスを提供する。同社製PCのほか、「Designed for Windows XP」のステッカーが貼付されていれば他社製PCでも利用可能。
サービス料は、管理対象PCの台数、拠点数、利用するサービスメニューの数によって異なる。1拠点のPC 100台を対象とし、全メニューを選択した場合、サーバ設置やシステム設定などの初期費用は298万円、PC 1台当たりの管理費用は月額5500円となる。電子メールセキュリティ管理のウイルスフィルタリングのみを利用すると、初期費用は不要で、管理費用はPC 1台当たり月額260円。
提供するサービスの内容は以下の通り。
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