日本ユニシスとサン・マイクロシステムズは、無線ICタグ(RFID)分野で協業する。日本ユニシスが2月22日に明らかにしたもの。日本ユニシスのミドルウェア「Rinza」と、サンのサーバ用ソフトウェア「Sun Java System RFID Software」を組み合わせ、ソリューション構築を共同で進める。
Rinzaは、2005年1月に評価版の無償提供を開始したオープンソースのミドルウェア。日本ユニシスは、正式版もオープンソースとして無償提供する予定。RFIDソリューションのなかでは、個体情報を管理するために利用する。一方、サンのRFID Softwareは、RFIDリーダーから読み取った商品コード(EPC)をRinzaに引き渡す役割となる。
協業に向け、日本ユニシスは、Rinzaを無償提供するほか、コンサルテーションからシステム構築、運用にわたる一連のITサービスを用意する。サンは、RFID Softwareに加え、導入支援サービス施設「Sun RFID Design Center」を提供する。
両社は今後3年間で100億円規模の事業展開を目指すとしている。
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