富士通は9月7日、無線IC(RFID)タグの試験導入を行うためのRFID簡易業務キット「RFIDトライアルキット」の販売を同日開始すると発表した。RFIDタグ用のリーダライタやラベルプリンタ、対応アプリケーション、各種ドライバソフトウェアなど、RFIDシステム構築に必要な製品をセットにして提供する。資産管理用と出退勤管理用の2種類のキットを用意し、10月末日に出荷を始める。税別価格はいずれも90万円。
同キットには必要なハードウェア、ソフトウェア、業務アプリケーションが含まれているので、購入後すぐに使用できるという。「資産管理業務タイプ」「出退勤管理業務タイプ」の2種類のキットは実用性も考慮されており、「小規模事業所ならそのまま使用することも可能」(同社)。
キットに含まれる製品は以下の通り。
同社は、2004年度から2005年度末までに500セットの販売を目指す。
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