NEC、企業向けサーバ用にRed Hat Linuxと障害対策サービスをセット販売

ニューズフロント2005年02月17日 15時08分

 NECは2月17日、企業向けサーバ「NX7700iシリーズ」用として、Red Hat Enterprise Linux v.4と障害原因調査サービスなどをセット提供する「Linux拡張サービスセット(NX7700i用)」の販売を開始した。税別の標準価格は年額60万円(4CPUモデル)から。4月8日に出荷を開始する。

 Red Hat Enterprise Linux v.4は米Red HadのLinux OSで、Linuxカーネルの最新バージョンである2.6を採用している。8CPU以上のマルチプロセッサ構成が可能なほか、旧版に対してメモリ容量の拡大やタスクスケジューラの強化を図り、処理性能の大幅な向上を実現したという。

 Linux拡張サービスセット(NX7700i用)では、障害発生時の原因調査や解決方法の提示、アップデートモジュールの提供などを行うサポートサービスを、Red Hat Enterprise Linux v.4とともに提供する。「同セットにより、Linuxを用いた基幹業務システムの構築が容易になる」(NEC)

 さらに、NECはLinux基幹業務システム対応の強化策として、サーバ構成管理ソフトウェアSystemGlobeGlobalMaster、クラスタリングソフトウェアCLUSTERPROなどのミドルウェア製品群VALUMOや、データベースOracle Database 10gへの対応を、2005年第1四半期中に実現する予定である。

NECのプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]