個人情報保護法の施行直前でセキュリティブースに高い関心--NET&COM2005 - (page 3)

奥隆朗(CNET Japan編集部)2005年02月04日 21時37分

 2005年2月2日〜2月4日に開催された「NET&COM2005」は、ネットワーク関連の企業が各種のソリューションを展示するイベントである。ただ、今回は個人情報保護法やe文書法が4月に施行を控えているとあり、個人認証などを含めたネットワークセキュリティ関連のシステムが、多数出品された。また、来場者の関心も、情報漏洩対策関連の製品・ソリューションに集まっていた。

スペインのPanda Softwareでは、パソコン内の各ファイルの動きを常時観察し、「ファイルの複製」「メールの自動送信」など怪しい動きを検知して、未知のウイルス対策ソフトを提示。ヒューリスティック方式よりも高確率でウイルスを排除できるという(ITX イー・グローバレッジ)

防衛庁の一部でも採用されているという、情報漏洩防止ソリューション「StealthAgent」。ネットワークセグメント毎に設置するエージェントにはブレード型が採用されている(データ・フォアビジョン)

新方式の指紋認証システム。パターンマッチングではなく、指紋の形状を周波数に置き換えることで、高い認識率を実現した(ディーディーエス)

既存のビジネスホンをそのままIP電話へと移行できる。イニシャルコストを低減できるのがメリット。キャリアとの協業により、拠点間通信の経費削減だけでなく、外線電話も低コスト化できる(インフォーエス)

背面にCFカードスロットを装備した無線LAN対応のIP電話機。定額サービスに対応したPHSカードを差し込めば、広範囲でIP電話の通話が可能になる。Windows Media Playerを搭載している(ネットツーコム)

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