アイピーロックス ジャパンは1月21日、データベースセキュリティ管理ソフトウェアIPLocks v4.3の出荷を1月31日に開始すると発表した。
IPLocksは、データベースの脆弱性評価、アクセス自動監視、監査を行い、データの破壊/改ざん/漏えいなどによる被害を極小化するセキュリティ製品。監視は、運用中のデータベースを変更することなく、外部からデータベースの各種情報を読むだけで実行できる。そのため、「データベース性能への影響を最小限に抑えながら、低リスクかつ容易なデータベースセキュリティソリューションの導入/運用が可能となる」(同社)
新版のIPLocks v4.3は、スレッドコントロールの改善によりシステムに与える負荷を軽減し、IPLocksサーバ(32ビット版)のパフォーマンスを向上させた。
運用面のセキュリティ機能も強化し、設定された監視ルールが意図せず変更された場合、セキュリティ監視担当者に通知するようにした。「これにより、設定済み監視ルールに基づく厳格なアクセス監視を実行し、監査データを正しく蓄積できる」(同社)
また、メインフレームとAIXで稼働するIBM DB2/UDBのバージョンを拡大し、脆弱性評価の対象となる項目を増やした。手続き型SQLにも対応し、主要データベース管理ソフトウェアのすべてで手続き型SQLによるセキュリティルール組み込みが行えるという。
Oracle、DB2、Sybase、Microsoft SQL Server、HiRDBで使用可能。対応OSは、Windows、Unix、Linux、z/OS、AS/400。価格は販売パートナーによる個別見積もり。
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