アイピーロックス ジャパンと電通国際情報サービス(ISID)は11月30日、データベースセキュリティソリューションIPLocksの販売に関する業務提携を結んだと発表した。ISIDがアイピーロックスの戦略パートナーとなり、同日より同ソリューションの販売を開始する。価格は350万円から。
IPLocksは、データベースの正常性(データ内容、構造、アクセス権)とアクセスの正常性を監視するソリューション。不審な状況を検出することで、データの破壊、改ざん、漏えいなどによる被害を低減する。また、データベースシステムの脆弱性を定期的に評価して問題を検出するとともに、解決策も提供する。
IPLocksによる監視は、運用中のデータベースを変更することなく、外部からデータベースの各種情報を読むだけで実行できる。そのため、「データベース性能への影響を最小限に抑えながら、低リスクかつ容易なデータベースセキュリティソリューションの導入/運用が可能となる」(両社)
ISIDは、「業務や利用しているアプリケーションの特性に応じ、個別ソリューションを組み合わせ、運用担当者の負荷軽減に重点を置いたソリューションの提供を目指す」としている。データベースセキュリティの分野では、IPLocksを中核に据え、業務に密着したソリューションを提供していく予定という。IPLocksを始めとするセキュリティソリューションの初年度売上高を2億円と見込む。
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