MS、次期Exchange Serverの概要を明らかに--ボイスメール機能を搭載

Ina Fried(CNET News.com)2005年01月20日 15時53分
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 Microsoftは米国時間19日、次期Exchange Serverの概要を明らかにしたが、それによると同製品の次期バージョンには、電子メール以外に、ボイスメールやFAXの機能も搭載されるという。

 Microsoftによれば、次期バージョンの「Exchange 12」(開発コード名)を使うと、ユーザーは自分のPCからボイスメールにアクセスできるようになるほか、電話を使ってExchangeサーバに保存されたボイスメールを聞いたり、カレンダーや電子メールのデータをチェックすることが可能になるという。

 同社コーポレートバイスプレジデントのDave Thompsonは、「Exchange Serverはボイスメールサーバとしても機能する」とインタビューのなかで語った。「ユニファイドメッセージング」は以前から多くの関心を集めていたが、数種類のソフトウェアを組み合わせただけのものであったり、使い勝手が悪かったりすることが多かった。

 FAXとボイスメール以外に、Exchange 12には「Exchange Edge Services」に含まれるはずだった数多くの機能が盛り込まれる予定だ。Exchange Edge Servicesとは、同社がExchange Serverのアドオンとして昨年リリースする予定だったもの。これには、ユーザーがウイルス/スパム対策を講じたり、電子メールが各種の規制を遵守していることを確認したりするための機能が搭載される予定だった。

 Microsoftは現在、このExchange Edge Servicesの計画を中止している。だが、今年後半にリリースされるExchange Server 2003のService Pack 2(SP2)には、このために開発された複数のスパム対策機能が取り込まれる予定だ。同SP2は、たとえば電子メールの送信者を認証するために同社が開発したSender ID技術をサポートするという。また、モバイル端末からのアクセスを向上させるための機能もいくつか含まれるが、このなかにはサーバ側から同期を開始する機能や、紛失したモバイル端末に格納されていたデータをリモートから消去する機能などがある。

 その他の技術、特にポリシーや管理に関わる機能の改善は、Exchange 12で実現する予定だとThompsonは述べている。

 MicrosoftはExchange 12のリリース時期を明言しなかったが、3〜4年間隔で新バージョンをリリースしてきたこれまでのペースは維持できそうだという。

 「作業は順調に進んでいる」とMicrosoftのExchage部門でシニアディレクターを務めるKim Akersはいう。

 Exchange Server 2003は2003年秋に出荷されたことから、次期バージョンは2006年か2007年にリリースされるという見方が有力だとMicrosoftは述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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