日立製作所は、IAサーバ「日立アドバンストサーバ HA8000シリーズ」に、インテル Extended Memory 64 Technology(EM64T)対応プロセッサ搭載モデルを追加した。同社が1月13日に明らかにしたもの。さらに、PCI Express対応やメモリ機能強化なども施した。同日より順次出荷を開始する。
インテル EM64T対応プロセッサを搭載するモデルは、従来のHA8000/270(2ウェイ)に加え、HA8000/130W、HA8000/110W(1ウェイ)、HA8000/70W(2ウェイ)、HA8000/70W(1ウェイ)、HA8000/50Vの合計6モデル。HA8000/270(2ウェイ)、HA8000/130W、HA8000/70W(2ウェイ)、HA8000/70W(1ウェイ)、HA8000/50VはPCI Express対応とした。
HA8000/70W |
HA8000/130W、HA8000/70W(2ウェイ)、HA8000/50Vについては、これまでHA8000/270(4ウェイ)とHA8000/270(2ウェイ)に搭載していたオンラインスペアメモリ機能を採用し、メモリ障害発生時のシステム可用性向上を図った。
さらに、全モデルにService Processor(SVP)ボードを搭載することで、サーバ管理機能を強化した。これにより、SVPボードが検知したハードウェアの障害情報を、管理端末以外の端末からでもウェブブラウザに表示できる。また、サーバ管理ソフトウェアServerConductor/DeploymentManagerを使用すると、OSのインストール、BIOS/ファームウェアのアップデート、ハードディスクのバックアップやリストアなどを管理サーバから行える。
各モデルの税込み希望小売価格と出荷時期は以下の通り。
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