Eastman Kodakは米国時間5日、写真を撮るだけでなく交換することを目的に設計されたハイエンドなデジタルカメラをラスベガスで開催中のConsumer Electronics Showで発表した。
今回発表された4メガピクセルのデジタルカメラ「EasyShare-One」を使うと、ユーザーはWi-Fi接続を利用して、写真を添付した電子メールを送信することが可能になる。同製品は600ドル前後で年内に発売される予定。
802.11b対応ワイヤレスカードもオプションとして、6月より100ドルで発売される予定だ。Kodakのダイレクトプリンタ「Printer Dock Plus」もこのカードに対応する。
さらに、このカードを使うことにより、デスクトップやノートPCからPrinter Dock Plusで写真を印刷することが可能になる。
Printer Dock Plusは、既に赤外線通信機能をサポートしているほか、Bluetooth機能を付加できるアダプタがオプションで提供されているが、今回Wi-Fiが無線通信機能として新たに追加された。
Kodakは、従来の写真フイルム事業からデジタル画像ビジネスへの移行を進める中で、顧客にアプローチする新しい方法を見つけ出そうと努力を重ねている。デジタルカメラは依然として人気を集めており、多く市場調査会社がデジタルカメラの売上について、2009年までに390億ドルを上回るものと予測している。
EasyShare-OneからKodakのオンライン写真現像サービスのOfotoにワイヤレス通信経由でアクセスすることも可能だ。同カメラは3インチのタッチスクリーン・ディスプレイ付きで、256MBバイトのメモリが内蔵されている。1500枚の写真を保存できるほか、動画撮影も可能だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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