シャープ、液晶カラーテレビ「AQUOS」の累計生産が500万台を達成

 シャープは1月6日、液晶カラーテレビ「AQUOS(アクオス)」について、矢板工場(栃木県)/亀山工場(三重県)/SEES(スペイン)/SEMEX(メキシコ)/NSEC(中国)の国内外5拠点の累計生産台数が500万台(04年12月28日現在)を達成したと発表した。

 01−04年の薄型テレビの総世界需要は約1400万台と予測(電子情報技術産業協会「AV主要品目世界需要予測」)され、世界の薄型テレビの約3台に1台が「AQUOS」ということになる。

 同社は「05年度までに国内のカラーテレビをブラウン管から液晶に置き換える」というビジョンのもと、01年1月に第一弾として液晶テレビ「AQUOS C1ライン」(LC-20C1/LC-15C1/LC-13C1)を発売。さらに、01年11月に業界初の「30V型ハイビジョン(水平1280×垂直768画素)テレビ LC-30BV3」、02年11月に「37V型ハイビジョン(水平1366×垂直768画素)テレビ LC-37BD5」、04年8月に「45V型フルスペックハイビジョン(水平1920×垂直1080画素)テレビ LC-45GD1」を発売し、液晶テレビの大型化と高画質化を同時に実現してきた。

 また、デジタルハイビジョン時代に対応するため、業界に先駆けてBSデジタルチューナーや110度CSデジタルチューナー、地上デジタルチューナーを搭載。さらに、デジタルワイヤレス伝送や大容量リチウムイオンバッテリーの内蔵による「スペースフリー」や、メモリカードを使用した動画・静止画の録画再生の「タイムフリー」などの用途提案を行うことで、ライフスタイルに合わせたラインアップの拡充を図っている。

 海外でも、01年5月に欧州向けに20V型/15V型/13V型を商品化したのをはじめ、米国、アジアなど全世界で展開している。

 「AQUOS」は、1953年に国内で初めて量産を開始して以来51年間蓄積した「テレビ技術」と、1973年に世界で初めて電卓表示装置に液晶を使用して以来31年間蓄積した「液晶技術」を融合した、同社を象徴する製品。

シャープ

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