シャープは、65V型液晶カラーテレビの開発に成功したことを発表した。622万ドットのフルスペックハイビジョンを採用したこの製品は、同社液晶テレビブランド「AQUOS」に追加されるもので、世界最大サイズとなっている。
液晶パネルの生産は、同社の液晶パネルからテレビまでの一貫生産を行っている亀山工場で進められた。液晶テレビの画面サイズ領域に、まだ進化の余地があることを証明した。
撮影:永井美智子(CNET Japan編集部) |
同社は、2004年8月に発売した45V型デジタルハイビジョンテレビの好調さを挙げて、大型液晶テレビの市場ニーズは十分にあるとしている。また、現状のカラーテレビ市場全体に対する液晶テレビの構成比の低さから、液晶テレビへの移行ニーズがさらに高まるとしている。
同社では、この成果を基に2005年度中には50V型以上の液晶テレビの商品化を検討するとしている。
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