日本ベリサインは、代表取締役の異動が内定したことを発表した。正式決定は、2005年3月に開催予定の定時株主総会と取締役会の決議をもって行われる。
同社の現社長である川島昭彦氏は、PKI業界の初期から培った知識と経験で同社を東証マザーズ上場に導いた。今後は営業・マーケティング力および戦略企画力・商品開発力が活かされる段階であるという判断から、現取締役副社長兼最高業務執行責任者である橋本晃秀氏を後任とすることが取締役会の全会一致で内定した。
橋本氏は1957年東京生まれ。神田外語学院を卒業後、日本アポロコンピュータ(現日本ヒューレット・パッカード)の後エヌ・エス・ジェー(現ビートラステッド・ジャパン)営業統括本部長を経て2000年7月に日本ベリサインマーケティング部統括部長に就任。同年12月に取締役マーケティング部統括部長、2001年3月より日本ベリサイン取締役副社長兼最高業務執行責任者(現職)。
川島氏は2005年3月開催予定の定時株主総会での任期満了をもって退任、引き続き顧問として新体制をサポートする予定だ。
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