日立製作所は12月17日、統合サービスプラットフォームBladeSymphonyを対象とするシステム検証施設「BladeSymphonyコンピテンス・センター」を2005年1月4日に開設すると発表した。東京都港区にあるハーモニアス・コンピテンス・センター内に設ける。当初、10人体制で運営を開始する。
同センターでは、BladeSymphonyと同社製品、独立系ソフトウェア/ハードウェアベンダー製品を組み合わせ、システムの適正サイジング、性能チューニング支援、互換性検証/評価などのシステム検証や、構築支援、デモンストレーションを行う。
第一弾の活動として、データベース製品Oracle Database 10gおよびクラスタ化技術Oracle Real Application ClustersをBladeSymphonyと組み合わせ、日本オラクルとの共同システム検証/評価作業に着手する。「共同検証/評価の成果をフィードバックし、同システム導入時の検証/評価や技術的問題の解決、さらには運用時の問題解決などを支援していく」(日立)
両社は、日立の統合システム運用管理JP1とOracle Database 10gを連携させたデータベースについても、運用省力化に向けた技術開発と検証を行う。
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