日立製作所 情報・通信グループ(古川一夫グループ長兼CEO)は、新規のシステム導入にともなう設計期間を大幅に短縮する「ベストプラクティススイーツ」を12月6日から販売開始した。
「ベストプラクティススイーツ」は、ユーザーが導入する新規システムへの要件に最適なサービス(コンサルテーション/設計・構築/運用サービス)と各種ソフトウェア、ハードウェアを組み合せた目的指向型のスイーツとして提供するもの。
まず、ユーザーがシステムに期待する要件を3つの目的指向でとらえ、システム設計期間の大幅な短縮を図る。(1)“IT投資最適化によるTCOの削減”には「Transformationスイーツ」、(2)“迅速なシステム構築によるビジネスの早期立ち上げ”には「Applicationスイーツ」、(3)“信頼性の高いIT基盤の確立”には「Foundationスイーツ」─―を適用する。
各スイーツの提供時は、あらかじめシステムの機能や処理性能、規模や構成などを事前検証した結果に基づく「PS(プラットフォームソリューション)ナレッジ」を適用。これによって、実績のあるナレッジに基づく短期間でのシステム設計が可能となり、迅速なシステム構築およびビジネスの早期立ち上げを支援する。
同社では、「ベストプラクティススイーツ」をプラットフォームソリューション事業の中核商品と位置づけ、「Applicationスイーツ」を中心に06年度までに50メニューに拡充、200億円の売り上げを目指す。
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