マイクロソフトは11月22日、コミュニケーションツール「MSNメッセンジャー」の簡易版である「MSN ウェブメッセンジャー」の提供を開始した。このサービスは2004年8月5日より試作版が5カ国(米国、イギリス、ドイツ、フランス、日本)で提供されていたが、今回25マーケット15言語にて正式提供される。
従来の「MSNメッセンジャー」はクライアント用のソフトをダウンロード・インストールする必要があったが、この「MSN ウェブメッセンジャー」は公式サイト経由でログインを行うため煩雑な作業は一切不要。インターネット環境さえあれば、職場やインターネットカフェなどさまざまな場所から利用することができる。また、既に「MSNメッセンジャー」を利用中のユーザーであれば、アカウントやメンバリストの表示内容も同じものになる。
基本機能は大半が同じだが、Webcam、ボイスチャット、ビデオチャット、カスタマイズ(表示アイコン、背景画像、絵文字)、アラートを含むタブ表示については非対応。対応ブラウザはMicrosoft Internet Explorer 5.0以上、Netscape 7.0以上、またはMozilla 1.6以上となっている。
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