Microsoftは17日(米国時間)、ScanSoftの文章読み上げ技術を自社のサーバアプリケーション製品に採用する計画であることを発表した。
両社は、これまでの提携関係を拡大し、ScanSoftの全製品のほか、同社のサービス部門やVirtuosoというカスタム音声認識プログラムの利用も契約対象に含まれるようにしたと述べた。
ScanSoftの文章読み上げソフトは、MicrosoftのSpeech Server 2004を手始めに、今後さまざまなサーバ製品に搭載されることになる。
この契約に関する金銭面の条件は明らかにされていない。
現在、音声認識ソフトの開発に取り組むIT企業が増えているが、こうした技術を使うと、たとえば消費者が携帯電話のような機器を音声で操作できるようになる。また、こうしたソフトウェアは顧客サービス用の音声自動応答システムの利便性向上にも役立てられる。
ScanSoftは音声認識ソフト分野の代表的な企業の1つで、IBMのような他の大手IT企業からも関心が寄せられていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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