マイクロソフト、大塚商会、RSAセキュリティの3社は11月11日、情報システムのセキュリティ強化を図るActive Directory認証強化ソリューションパックの提供を、11月15日に開始すると発表した。同パックは、Active Directoryによるユーザーアカウントの一元管理機能と、RSA SecurID for Microsoft Windowsによる二要素認証技術を用い、Windowsログオン時のセキュリティを高める。さらに、Microsoft Systems Management Serverを使い、各クライアントPCへのモジュール配信やセキュリティパッチ配布を行う。
同パックを使用すると、Windowsログオン時のパスワードとしてワンタイムパスワードが使えるようになる。その結果、パスワードを記憶したり、定期的に変更したりする必要がなくなる。また、ノートPCの紛失や盗難時にも、情報漏えいの危険性が減少する。IT管理部門は、パスワード管理やセキュリティ啓蒙の作業を減らすことができ、ヘルプデスクのコスト削減につなげられる。企業にとっては、パスワード複製/盗難/推測/攻撃対策コストの削減、不正アクセスの可能性の大幅削減、Windowsログオン履歴による監査強化といったメリットがある。
価格は個別見積もりとする。初年度100システムの販売を目指す。
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