RSAセキュリティ(山野 修社長)は、Microsoft Windows環境でのログイン時におけるセキュリティ強化を実現する「RSA SecurID for Microsoft Windows」において、小規模・低価格のスターターパックを販売開始した。
個人情報保護法対策やPCの盗難などによる情報漏えい防止対策として、PCのログイン管理が重要となっている。「RSA SecurID for Microsoft Windows」は、Microsoft Windows起動直後のログイン画面やロック画面の解除に、「RSA SecurID」が生成するワンタイムパスワードを入力する新機能で、(1)オンライン認証、(2)オフライン認証、(3)監査機能─―などの特徴を備えている。Windowsのログインやロック画面の解除にワンタイムパスワードを使用できるのは、同製品が初めて。
同社は今回、中小規模企業や大規模企業の部門単位で手軽に導入できるスターターパックを提供することで、「RSA SecurID」の少規模スタートを支援するとともに、中小規模企業における導入促進を図る。
さらに、大規模企業に対しても、まずIT部門や事業所単位でスターターパックを導入し、既存システムとの運用性、運用管理や使い勝手の検証、費用対効果の測定など懸念材料を払拭したうえで、安心して全社展開に踏み切るといった利用方法を提案していく方針。
スターターパックは、05年3月31日までのキャンペーンとして提供し、価格は37万8000円(税別/25ユーザー分の「RSA SecurID」トークンと認証サーバー「RSA Authentication Manager 6.0 エンタープライズ・エディション」を含む)。別途、1年間の保守料金(10万4800円)が必要。なお、同一構成での標準価格は119万6000円となる。
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