IntelとMicrosoftは米国時間4日、共同でマーケティングキャンペーンを展開していくと発表した。テレビ、印刷媒体、劇場、オンラインなどを使ったこのキャンペーンで、両社はデジタルエンタテインメント技術の可能性を消費者に示したいと考えている。
MicrosoftのWindows XP Media Center Edition 2005やIntelのPentium 4プロセッサも、こうした技術のなかに含まれる可能性がある。数千万ドル規模になると見られるキャンペーン費用については、両社が折半で負担する。同キャンペーンは米国時間7日から来年の1月後半まで続く予定だ。
デジタルコンテンツを扱う家電製品に対しては、使い方が分かりづらいとの苦情が多く出されているが、今回のキャンペーンはこの課題の解決に取り組むためのもの。楽曲ファイルやビデオクリップのようなデジタルコンテンツは、携帯可能で、デバイス間で簡単に転送でき、ほとんどの場合、アナログコンテンツよりも高品質である。
Sony ElectronicsやSamsungのような家電メーカーは、デモンストレーション用のショールーム的な店舗を開設し、消費者が新製品やデジタルテクノロジーを実際に体験できるようにしている。
MicrosoftとIntelは、シカゴ、ダラス、デンバー、ロサンゼルス、サンフランシスコやシアトルを含む全米38都市で、人手の多いショッピングセンターに、ショールーム的なコーナーを展開する予定だ。
両社は今回のキャンペーンにちなんで命名されたDigital Joyというウェブサイトも立ち上げている(米国時間4日朝現在、サイトはまだ立ち上がってなかった)。このサイトでは、他のさまざまな活動に加え、デジタル写真の共有方法や、テレビ/ラジオ番組に関する最新情報などを提供することになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス