パワードコムと東芝、東京電力の3社は11月2日、FTTHとDVDレコーダーを組み合わせた映像配信サービスひかりde DVDの試験運用を、12月1日〜2005年3月31日に行うと発表した。モニター数は1000人とし、11月2日よりウェブサイトで募集を始める。
同サービスは、著作権保護技術を適用した映画やアニメなどの映像コンテンツをFTTH経由で配信する。コンテンツは、家庭に設置されたDVDレコーダーを使って、DVD-RAMディスクに保存できる。こうしたサービスの提供は、「世界初」(3社)という。DVDレコーダー標準搭載のDVD-VRフォーマットと、著作権保護技術CPRMを利用する。
期間内のみ視聴可能なレンタル方式に加え、無期限に視聴可能なセル方式にも対応。レンタル方式は、貸し出し期間が24時間から168時間で、価格が210円から420円。セル方式は980円から3150円。また、対応DVDレコーダーの価格は7万3290円。
同サービスにおいて、パワードコムは配信システム構築/ユーザー認証およびサポート/課金などの業務を、東芝は同サービス対応DVDレコーダーの供給/著作権保護システムの構築および運営を、東京電力はネットワーク(占有型FTTHサービスTEPCOひかり)の提供をそれぞれ担当する。
試験運用中、コンテンツ企業19社が約300タイトルを提供する予定。参加コンテンツ企業は以下の通り。
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