Mozilla Foundationは米国時間10月30日、10日間の寄付金募集キャンペーンで1万人から総額25万ドルの寄付が集まったことを発表した。この資金は11月9日リリースのFirefox 1.0最終バージョンの宣伝活動に使用される。
このキャンペーンはFirefoxの全面広告をThe New York Times紙に掲載するため、2週間前に始められたもので、10日間に2500人から各々30ドル以上を寄付してもらうことが目標だった。
同キャンペーンは最初の3日間で10万ドル--少なくとも全面広告を1回掲載するのに十分な金額だ--を集めるのに成功し、最終的に25万ドルを集めて終了した。Spread Firefox(sfx)ウェブサイトによると、余った金額はMozilla Foundationの広報会社への支払いなど、他のリリース関連の費用に充てられるという。
このキャンペーンの成功は、Firefoxに対する人々の非常に高い関心を示していると、Mozillaの広報David Hallowellは述べている。
「寄付金募集キャンペーンの成功は、Firefoxに対する世間の情熱を示している。Firefoxはオープンソースコミュニティが心から自信を持てる製品であり、人々はそれを宣伝するためなら小遣いの提供を厭わないのだ」
Firefoxが早々に成功を収めたことから、Mozillaは次のターゲットに関して目標を引き上げた。Mozillaは当初、Firefox 1.0のダウンロード回数が100日以内に100万回に達することを目標にしていたが、その後これを10日以内で1000万回に変更したと、Hallowellは述べた。
「100日間で1000万回という当初の目標は簡単すぎる。それをクリアするのは間違いないと思っている」(Hallowell)
Firefoxのプレビューリリースはすでに多くの関心を集めている。このプレビュー版は、100万回という当初のダウンロード目標数を6日間でクリアし、2週間前にはダウンロード数が500万回を超えた。その後現在までに700万回以上のダウンロード数を記録している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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