米国時間25日に発表されたあるレポートによると、半導体支出額が最も高い企業は、今年も前年に引き続きHewlett-Packard(HP)になりそうだという。
市場調査会社iSuppliの発表によると、HPは今年145億ドル分の半導体を購入することになりそうだという。同社の購入額は、前年の110億ドルと比べて31%増加している。また、同社は2005年には、半導体で161億ドルを支出する見込みだ。
OEM企業上位160社をあわせると、2004年の支出額は前年比約24%増の1670億ドルに達する見込み。前年の同支出額は1350億ドルだった。また今年は、世界の半導体出荷量の約47%が、アジアに流れる見込みとなっている。
Dellの今年の購入額は134億ドルになる見込みで、前年の101億ドルと比べて約33%増加している。同社は前年に引き続き、今年も第2位となる見通しだ。しかし、2005年には支出額が156億ドルに達し、HPとの差が縮むだろうと予測される。
支出額が今年最も大きく伸びているのはSamsungで、IBM、Siemensに続き、半導体購入企業の第5位につけている。Samsungの今年の支出額は、前年比36.1%増の58億8000万ドルになる見込みだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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