ニンテンドーDS、ワイヤレス接続機能を搭載に--アニメ映画との連動も

Hirohiko Niizumi(GameSpot.com)2004年10月08日 12時26分

 東京発--任天堂の岩田聡社長は7日に、デュアルスクリーン搭載の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」では、ワイヤレスでダウンロードしたゲームをプレイできるようになることを明らかにした。

 岩田社長は、東京で開かれた発表会のなかで、「ニンテンドーDSの最大の特長は、タッチパネルやマイク入力といった革命的なコントロールスキームにある。そして、もう1つの目玉がワイヤレス接続機能だ。われわれはこれを使って、ゲームの楽しみ方に革命をもたらす」と語った。

 岩田社長は、「DSのワイヤレス接続機能は、ゲームボーイの(マルチプレイヤーゲーム用)接続ケーブルの単なる代用品ではない。DSにはワイヤレスダウンロード機能が搭載され、これによってプログラムを受信し、実行できるようになる。これを使えば、カートリッジが1つでも複数のプレイヤーがゲームを一緒に楽しめる」とコメントし、その一例として4人のプレイヤーがカートリッジ1つで同時にゲームをプレイできる「スーパーマリオ64 DS」を挙げた。

ニンテンドーDS
任天堂の宮本茂氏が壇上に立ち、タッチペンや音声入力で子犬と遊ぶゲームNintendogs(仮称)を披露した
52k 338k
Windows Media Player

 他のプレイヤーと一緒にゲームを楽しめる機能は、ゲームボーイアドバンスでも実現されており、全く新しいものではないが、ただしDSの機能はそれをはるかに上回る。

 「発売時には実現されないが、ワイヤレスダウンロード機能を使い、販売店で登場間近のゲームを試す方法を変えようと考えている。われわれは、プレイ時間や利用内容に制限のかかったデモプログラムを(店内のマシンから)手元のDSにダウンロードできるシステムを検討している。このシステムによってヒットの可能性を秘めた新しい商品を広く認知してもらい、続編しか売れないという傾向に変化を起こせれば・・・と期待している」(岩田社長)

 岩田社長はさらに、任天堂はアニメ映画業界に参入すべきとする山内溥元社長の信念を簡単に紹介し、DSのダウンロード機能を劇場映画の公開と連動させる計画についても明らかにした。

 「(映画業界参入という)アイデアを検討中であることは間違いない。現時点で話せることはないが、年末までには何らかの発表を行いたい」と岩田社長は語った。

 また同氏は、「これに関連するアイデアとして、我々はDSと映画館の機能を統合する実験の計画を進めている。DSのワイヤレス接続機能を使えば、ユーザーがDS本体とゲームボーイアドバンス用のポケモンゲームを持って映画館に行き、(ポケモン)映画の上映中に特定のシーンが来ると配布されたゲームをダウンロードしてプレイできる、といったことが考えられる。主人公が新しいポケモンと出会う場面では、そのポケモンのデータをゲームのカートリッジに配信できる。こうしたゲームの配信スキームは、全世界で初めての試みとなるだろう」と述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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