イー・アクセスは、ソフトバンクの全額出資子会社である日本テレコムが保有していたイー・アクセス株式を10月4日に売却したと発表した。ソフトバンクの発表によると、売却数は株式166,670株、新株予約権11,852個(59,260株相当)で、売却金額は合計約183億円に決定している。ソフトバンクでは、売却代金を固定電話サービスに注力する日本テレコムの事業資金等に充てるとしている。
日本テレコムは、2001年秋に同社の株式を取得、筆頭株主として12.87%の出資比率(新株引受権を含めると16.68%)だった。今回の売却により、両社の資本関係は完全に解消したことになる。また、イー・アクセスでは、上記株式の売却が完了することにより一般投資家の比率が増え、株式の流動性を高めることができたことを歓迎しているとコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」