ソニーは米国時間8月31日、同社の携帯ゲーム機「PlayStation Portable(PSP)」用のグラフィック圧縮技術について、S3 Graphicsからライセンス提供を受けることになったと発表した。ソニーは、PSPを今年中に日本で発売し、北米市場には来年投入する予定だ。
今回の契約に基づいて、ソニーはS3 GraphicsからS3TCテクスチャ圧縮技術のライセンス提供を受ける。この技術は画像が圧縮された状態でテクスチャやディテールを保持するためのもの。S3はかつてグラフィックチップの最大手メーカーだったこともあるが、その後は台湾のVia Technologiesと提携してチップセットを製造してきている。
ソニーは8月に、PSPの仕様の一部を明らかにしたが、これに搭載される333MHzで動作可能なプロセッサはグラフィックなどの処理専用のコアを持つとされていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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