GMOがSUSE Linuxでホスティングサービスを開始、情報漏えい対策が特徴

 GMOと子会社のGMOホスティングアンドテクノロジーズは、Novell SUSE Linux対応のホスティングサービスを8月19日から開始すると発表した。

 同グループは、2005年4月から施行される個人情報保護法への対策の一環としてMONETのデータ保護ソフトウェア「VPDisk Pro」を日本アイ・ビー・エムのIAサーバハードウェア「IBM eServer xSeries」に標準搭載したサーバを用いて、データ暗号化による情報漏えいを防止するホスティングサービスを本年5月に開始していた。今回発表されたサービスは、これをNovellのLinux「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 8」に対応させたもので、GMOの「まるごとserver」とGMO H&Tの「アイル・プライベートサーバ」において提供される。

 このサービスでは、ファイル・フォルダ単位ごとに独立した暗号鍵を設定できるほか、テキストやバイナリ、実行ファイルといった種別に関係なく使える暗号処理機能を持つのが特徴。これにより外部からの侵入対策が可能だ。また、サーバ・データベースごとに管理権限を分離することもできるほか、ログ自体を上書き削除禁止モード+暗号化対象にすることで、内部のスタッフからの情報漏えいや改ざん、証拠隠滅の防御などにも対応している。

 利用料金は、専用サーバ1台の「プロテクト」で初期費用9万9750円、月額料金23万7300円。専用サーバ2台の「プロテクトダブル」で初期費用19万9500円、月額料金23万7300円としている。

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