大塚商会は、デジタルアーツのi-フィルター Active Editionを活用したASP型の企業向けウェブフィルタリングサービスαWeb ASP版 Webフィルタリングサービスの提供を8月20日より開始する。
企業のセキュリティ対策の一環として、Web閲覧時に有害なサイトを非表示にするウェブフィルタリングの導入が進められている。しかし、企業向けの製品は、サーバにインストールして利用するタイプが多く、自社サーバを持たない小規模な環境では利用しづらいという問題があった。これまで小規模環境では、一部のISPが提供しているフィルタリングサービスを利用している状態だった。
今回のサービスはASP型で提供されるため、企業が契約ISPに関係なく利用できるのが最大の特徴だ。デジタルアーツの「i-フィルター」シリーズはISPでの導入実績も多く、32種の最新データと照合しての閲覧遮断や、インターネット利用時間の制限、ログの管理や自動アップデートなどに対応。法人向けの独自機能として、簡易設定や設定のインポート/エクスポートツール、一時的なブロック解除機能などが追加されている。
導入にあたっては、1万円の初期費用が必要となる。IDは最低5IDからの申込みで、追加単位も5ID。30IDまでの場合、1IDあたりの月額費用は500円だが、IDの追加とともに割り引きがあり、101ID以上になると1IDあたり300円まで割引される。大塚商会では、年間の販売目標を8000IDとしている。
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