NACSEネット技術者認定制度の3スターレベルが国内で取得可能に

ニューズフロント2004年08月18日 14時52分

 ナクシージャパンは8月18日、米国の非営利団体であるNational Association of Communication Systems Engineers(NACSE:全米通信システム技術者協会)の「データ&ネットワークコース 3スター NSNS」の認定業務を9月1日に開始すると発表した。これにともない、同日より受験の申し込み受け付けを始める。

 ナクシージャパンは、NACSEの国内事務局にあたる組織。IT技術者認定試験を国内で運営し、IT技術者の育成と技術向上を目的とする認定や教育活動を展開している。

 NACSEの認定制度は1997年に米国で始まり、現在の資格取得者は全世界で2万人以上という。「データ&ネットワーク」と「WEBデザイン&開発」の2コースあり、下位の1スターから上位の5スターまで各コース5段階のレベルで認定される。国内では、1スターと2スターが2001年から受験可能となっていた。

 今回取得が可能となる3スター NSNSは、2スターレベルの基礎技術を持つ技術者、またネットワーク業務に携わっている技術者が対象。小規模ネットワーク構築業務の企画立案や複雑なトラブル対処など、「実務に必要とされる技術の認定を目的とする」(ナクシージャパン)。取り扱う技術の内容やレベルに応じ、NSNS-SW-B(Switch Basic)、NSNS-SW-A(Switch Advance)、NSNS-Router(Router)、NSNS-FW-NS(Firewall NetScreen)の4種類のコースが用意される。

 試験を受験して合格するか、セミナー受講後の修了試験に合格すれば認定を受けられる。受験料はいずれのコースも1万500円(税込み)。セミナーの受講料は対応するコースによって異なる。各料金は以下の通り。

・マルチレイヤースイッチによる構築実習:
 NSNS-SW-B(Switch Basic)に対応。8万9250円

・マルチレイヤースイッチによる応用技術実習:
 NSNS-SW-A(Switch Advance)に対応。8万9250円

・ブロードバンドルータによる構築実習:
 NSNS-Router(Router)に対応。8万9250円

・NetScreenによるセキュリティ構築実習:
 NSNS-FW-NS(Firewall NetScreen)に対応。13万1250円

ナクシージャパンのプレスリリース(PDF形式)

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]