2003年8月に米国で設立された、21カ国・245以上の会員を擁する国際的な検索エンジンマーケティング業界団体SEMPOは、日本支部SEMPO Japan(Search Engine Marketing Professional Organization of Japan)を8月3日より発足すると発表した。
検索エンジンマーケティング(SEM)は、ウェブ検索時にサイトの上位表示と検索キーワード連動型広告による最大の投資効果を達成しようというインターネットマーケティング手法だ。海外からも日本のSEM市場について情報を求める声が強く、日本でもその投資効果の高さからSEM業界の発展と普及活動の必要性が高まっていた。
「SEMPO Japan」の会長には深澤幸一郎氏(ワサビ・コミュニケーションズ代表取締役)が就任し、SEMPO本部理事会の10人目のメンバーも兼ねる。同氏は「SEMPO Japanは、日本における検索エンジンマーケティングの普及のために、日本のSEM市場やSEMの実態に関する調査、ウェブサイトにおける教育活動、そしてセミナーの実施などを通して、日本のウェブサイトの品質向上、ひいてはオンラインビジネス全体の発展に貢献したいと考えています」と述べている。
SEMPO Japanのウェブサイト(http://www.sempo.jp/)は、8月19日に公開予定としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果