日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月2日、エントリ向け新型NAS「HP StorageWorks NAS 1500s」を発表した。「中小企業やSOHOにおけるファイルサーバやプリントサーバ用途に最適な、価格性能比に優れた製品」(同社)という。
NAS 1500sは、1UサイズのNAS。ハードウェアRAID機能を備え、ホットスワップ可能なシリアルATA HDDを4台搭載することで、最大容量1Tバイトを実現。2004年11月提供予定の外部ストレージシステムHP StorageWorks MSA 20を利用すると、最大4TBまで拡張できる。
プロセッサはインテル Pentium 4。搭載メモリ容量は512Mバイト(320Gバイトモデル)または1Gバイト(1Tバイトモデル)。対応プロトコルは、CIFS、NFS、NCP、AFP、HTTP、FTP。OSはMicrosoft Windows Storage Server 2003を標準搭載する。
希望小売価格は33万円(税抜き)から。8月上旬に出荷開始の予定。
また、同社は、マイクロソフトのOS用パッチや同社のドライバアップデータをまとめたパッケージ「HP StorageWorks NASフィーチャーパック」の無償提供も開始する。HP StorageWorks NAS 1200s、NAS 2000s、NAS 4000s、NAS 9000s用とし、NASサービスリリース1と共に配布する。 同パッケージをインストールすると、NAS 1200sと2000sを、Exchange Server 2003のデータベースとログファイルを置くデータストアとして使用できるようになる。ウェブサイトでダウンロード提供するほか、CD-ROMでも配布する。
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