ネットワールドは7月22日、ソフトウェアインストーラ開発ツールInstallShield Xの低価格エントリーモデル「InstallShield X Express日本語版」を発表した。
InstallShield X Expressは、ソフトウェアのインストールに使うインストーラを開発するツール。開発にあってスクリプトを使う必要がなく、基本的なインストーラを短時間で簡単に作成できるという。.NET Frameworkの配布にも対応しており、Visual Studio .NET環境との統合が可能である。
InstallShield X Expressには、InstallShield Xの標準ツールInstallShield Update Serviceの簡易版であるStarter Editionが付属。このツールを使うと、エンドユーザーに対してオンラインアップデートサービスを提供する仕組みを実現できる。
単一の製品で、Windows/Unix/Linuxという複数のプラットフォームに対応している。
InstallShield X Expressは、同日販売を開始する。出荷開始は8月下旬の予定。価格はオープンだが、同社のオンラインショップでは新規購入9万2400円(税込み)、アップグレード5万2500円(同)で販売する。
なお、同日から出荷日まで期間中に現行製品の「InstallShield Express 5日本語版」を購入したユーザーには、無償でInstallShield X Expressを提供する。
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