NECは7月20日、同社のインターネットサービスBIGLOBEにおいて、アッカ・ネットワークスのADSL接続回線を従量料金制で利用できるサービス「ADSL(アッカ)コース従量タイプ」(愛称:「使った分だけADSL」)を新設した。同日より提供を開始する。
同社によると、インターネットユーザーのなかでは「ADSL料金がまだ高い」「通信速度は速くしたいが常時接続は必要ない」といった声が依然として多いという。従量料金制の導入により、「月額基本料金の低料金化と利用時間に応じた料金支払いを可能とし、より多くのユーザーがブロードバンド環境を享受できるようにする」(同社)。
月額の基本料金は987円。NTT回線使用料を含めると、NTT東日本エリア内が1153円(税込み、以下すべて同じ)、NTT東日本エリア内が1160円となる。毎月1時間までの利用は無料とし、超過分に対しては毎分10.5円の従量料金が加算される。ただし、月額基本料金と従量料金の合計は4200円(接続時間に換算して6時間6分)を上限とするので、長時間接続しても料金がこれを超えることはない。
通信速度は、下りが最大約640kbps、上りが最大約128kbps。100Mバイトまで無料で使用できるメールボックスと、ウェブサイト/フォトアルバム/Blogとして利用できる領域合計100Mバイトが付属する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」