デルと日本オラクルは7月15日、日本オラクルのデータベース/グリッド/クラスタリング技術とデルのサーバ/ストレージ製品による無停止型システムに、導入サービスを組み合わせた製品「Oracle 10g クラスタリングソリューションパッケージ」を発表した。販売は両社が共同で行う。価格は約1300万円から。
同パッケージは、中堅/中小企業向けの製品。2台のPowerEdge 2650をベースに、Oracle Database 10gとOracle Real Application Clusters 10gで4プロセッサのクラスタシステムを構成する。「デルの導入サービスを組み合わせることで、顧客は導入前のシステム検証や導入時の複雑な作業を行うことなく、短期間かつ低コストで無停止型システムを構築できる」(両社)
2台のPowerEdgeサーバをネットワーク経由のクラスタ構成とすることで、負荷分散と障害からの早期復旧が実現するという。OSは、Red Hat Enterprise Linux 3またはMicrosoft Windows Server 2003(後日対応予定)。最小構成の状態で、2Gバイトのメモリと36GバイトのHDD 3台を搭載する。
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