エンカレッジ・テクノロジは7月7日、PCの操作パターンなどを記録して企業における情報漏えいを防止するソフトウェアESS RECを発表した。7月30日に販売および出荷を開始する。
ESS RECは、情報漏えいの疑いがある操作パターンを検知すると、画面の動画像、周辺機器の接続/操作状況を記録し、セキュリティ管理者に通知する。業務外の不正利用や安易なファイルアクセスに対して、心理的な抑止力を発揮するという。また、データは記録と同時に暗号化とデジタル署名を施すことで、改ざんを防ぐ。
疑わしい操作パターンとして、ESS RECは画面に表示される文字列やキーボードの入力パターン、リムーバブルディスク/USBデバイス追加、ファイルアクセスなどを監視する。記録する情報は、画面の連続画像やリムーバブル/USBドライブの状態のほか、プロセスの動作状態、キーボード操作、ネットワーク通信ポートの状態など。
さらに、疑いのある操作パターンを検知すると、PCをそれ以上操作できないようロックしてしまう。ロックを解除するには、管理者などが解除キーを入力しなければならない。
ESS RECは、ESS REC Administrator、ESS REC Agent、ESS Manager for RECという3つのソフトウェアで構成される。それぞれの税込み価格(1ライセンス)は以下の通り。
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