ラウンドアップ 来週28日(米国時間)から始まる開発者向けイベント「JavaOneカンファレンス」を目前に控え、サンの動きが慌ただしい。1年前の同イベントで発表した「Java Studio Creator」の正式発売や、新しいランタイムソフトとなる「Java 2 Standard Edition(J2SE)1.5」、さらには新規プログラマ獲得に向け、Opteron搭載ワークステーション、Solaris OS、Java開発環境のセットを年間1499ドルで利用できる新プログラムなど、多くの発表を行う予定を明らかにした。これに対し、オープンソース陣営では、BEAのBeehiveコンポーネントをEclispe開発ツールで利用できるようにするプロジェクト「Polinate」が発表になるなど、前哨戦から一気に盛り上がっている。
サン・マイクロシステムズは来週サンフランシスコで開催されるJavaOneカンファレンスで、最新のJava開発ツールや、Java言語の改良計画を発表する。
---2004年6月25日
これまで「Rave」という開発コード名で呼ばれていた同ソフトウェアは、プログラミングのしやすさの点で、Microsoftのライバル製品に追いつくことを目標に設計されている。
---2004年6月25日
サンは、プログラマー向けの新しいプログラムで、Opteronプロセッサ、Solaris OS、Javaプログラミング環境という、同社にとって重要な3つの技術を提供していく。
---2004年6月25日
EclipseファウンデーションとBEAらが組んで、「Pollinate」という新プロジェクトを立ち上げる。この目的は、オープンソースのEclipseソフトウェアを利用するJavaプログラマが、Beehiveのビジュアル開発コンポーネントを利用できるようにすることだ。
---2004年6月25日