フォーサイドの中期経営計画:「海外でも多角化を進める」

ニューズフロント2004年06月23日 14時34分

 フォーサイド・ドット・コムは6月23日、2004年10月期中間期(2003年11月〜2004年4月期)の連結決算を発表した。売上高は34億7900万円で、そのうち国内が33億2000万円(95.4%)、国外が1億5800万円(4.5%)。営業利益は8億2700万円、経常利益は8億円。純損益は12億2600万円の赤字(1株当たり損失は5549.58円)だった。

 事業別の業績をみると、コンテンツ事業は売上高22億2000万円、営業利益5億5000万円。その他事業は売上高12億5900万円、営業利益5億4900万円。

 同社は海外においてモバイルコンテンツ市場が急成長するとみており、コンテンツプロバイダの韓国ICOと韓国Mcres、米Zingyを買収したほか、現在も買収するコンテンツプロバイダの選定を行っている。

 今後については、国内市場においてはDVD事業の売上高10億円、広告・メルマガ事業の売上高22億円を目標とする。「短期間で大きな成長を実現するため、国内における新規事業立ち上げ、国外におけるモバイルコンテンツ事業へのさらなる集中投資を行い、2005年末までに中国でのモバイルコンテンツ事業を確立させ、世界最大級のデジタルコンテンツ総合流通企業を目指す」(同社)

フォーサイド・ドット・コムの発表資料
 (2004年10月期中間業績と中期経営戦略)
 (2004年10月期中間決算短信)

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