フォーサイド・ドット・コムと米国のコンテンツプロバイダであるZingyは、フォーサイドによる買収について基本合意に達した。フォーサイドが5月31日に明らかにしたもの。フォーサイドは、全発行済み株式の譲渡を受けZingyを完全子会社化する。これにより、フォーサイドは年間約20億円の増収が期待できるという。
Zingyは、米国で携帯電話機向け着信メロディ、待ち受け画像、ゲームなどを提供する企業。2001年7月に設立された。2003年の米国モバイルコンテンツ市場でシェア15%を持つ「最大手」(フォーサイド)。2004年には市場シェア25%、2007年には40%以上の獲得を目標とする。2003年度の売上高は4億8000万円。2004年度の売上高は約20億円の見込み。従業員数は50人。
フォーサイドは、「Zingyを買収することで、米国におけるモバイルコンテンツ事業を積極的に展開し、大幅な増収増益を目指す」としている。さらに、早い段階で株式公開(IPO)を行い、新規事業の立ち上げや吸収/合併を実施し、事業の拡大も図る。
買収日程など詳細については、決定し次第改めて発表する。
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