JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月17日、PCのキーボード入力などを記録して外部に送信するプログラム“キーロガー”について注意喚起を行った。JPCERT/CCでは、「ウイルスなどにはキーロガーの機能が含まれていることがあり、キーボード/マウスの操作情報などが特定のサイトに送付されているとの報告を受けた」としている。
キーロガーによって、クレジットカード番号や銀行口座番号、暗証番号、パスワードなどの機密情報が外部に漏れるおそれがある。こうしたウイルスの具体的な事例として、アンチウイルス製品メーカー各社から以下の情報が寄せられている。
対処方法として、JPCERT/CCは、パターンファイルを最新版に更新したウイルス検知ソフトで検査し、感染が見つかった場合にはHDDフォーマット後にOSを再インストールするよう推奨している。
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