logo

GMOの新Blogサービス、ドリコムと共同で新たなビジネスの可能性を探る

藤本京子(CNET Japan編集部)2004年06月15日 05時00分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 グローバルメディアオンライン(GMO)は6月15日、独自のBlogサービス「Yaplog!(ヤプログ!)」を開始する。サイトは同日正午にオープンする予定。

 GMOは、今年1月に日記無料レンタルサイト「ヤプース!」を譲り受け、Blogに関する取り組みを開始すると発表していた。ヤプース!は携帯電話での利用を考えたシンプルな作りが特徴で、会員は現在約12万人。ヤプログ!開始後もヤプース!の運営は続ける。ヤプログ!では、ヤプース!ブランドを全面に出し、同サイトで人気のあったキャラクター「ヤプースくん」に加えて新たなキャラクターも設定、主に10代から20代の女性をターゲットとする。

 Blogサービスは、ニフティやOCN、Biglobeといったインターネット接続業者が提供しているほか、goo、ライブドアなどのポータルサイトでも用意されている。Blogサービスでは後発となったGMOだが、「他のBlogと差別化するために、機能性とデザインには徹底的にこだわった。キャラクター設定のあるBlogは他にはないし、機能面では初心者でも上級者でも満足できる作りになっている」と、GMOドメイン・サーバーカンパニー新規サービス担当の領家航氏はいう。

 具体的な機能としては、初心者向けにわかりにくい機能をデフォルトで「オフ」にしていることや、文字修飾・絵文字などの利用が簡単かつ充実していること、上級ユーザーが自ら作成したスキンに対するデバッグ機能が備わっていることなど。容量は、画像の合計サイズが30Mバイトまでで、1記事あたりのテキストは本文が2Kバイトまで、追記が4Kバイトまで、概要が2Kバイトまでとなっている。作成できる記事の総数は1万記事までで、Blog全体での文字制限は設けていない。

 法人向けサービスを中心に行っていたGMOだが、同社では「個人向けサービスにも注力しようという動きがあった。そのなかで、まずインターネット上でのコミュニケーションツールを充実させようということになり、ヤプログ!が生まれた」と、領家氏は説明する。同氏は、「ヤプログ!では、Blogサービスにとどまらないあらゆる可能性を考えたい」としており、これまで評判の高かったヤプースくんをはじめとするキャラクターを使ったビジネスの可能性もあることを示唆した。

開発はドリコムが担当

 同Blogサイトの開発を担当したのは、インターネットのシステムやコンテンツ事業を手がけるドリコム。同社では「マイプロフィール」という14万人の会員を抱えるBlogサービスを提供しているが、外部のBlogサービスの開発を行ったのは今回がはじめてとなる。ドリコム代表取締役兼CEOの内藤裕紀氏によると、今後ほかにもBlogツールを導入する予定があるという。

GMOの領家航氏(左)とドリコムの内藤裕紀氏。両氏ともに25歳で、誕生日は1日違いというベストパートナー

 ドリコムではまた、Blogユーザーが簡単にアフィリエイトサービスを利用できるよう、「MyShop(仮称)」というサービスの提供も計画しているという。アフィリエイトサービスを利用したい場合、ユーザーは通常アフィリエイトプロバイダと個別に契約を結ばなくてはならないが、MyShopを利用すると、同社が契約したアフィリエイトサービスをユーザーが自由に利用することができる。

 内藤氏は、「アフィリエイトサービスはBlogと相性が良いにも関わらず、結果が出せるようにはなっていない。MyShopを利用することで、Blogユーザーと運営者の両者がアフィリエイトの恩恵を受けることができる」と説明する。ヤプログ!ユーザーはMyShopをツールの中から簡単に選べるようになる予定だ。また同サービスは、ココログなど他のBlogからでも使える設計になっているという。

 詳細は明らかにしなかったものの、内藤氏は「今後もECとBlogをからめたサービスや、Blogで社内の情報共有を行うサービスなどを提供する予定」としている。「Windowsはデスクトップ上のOSだが、Blogはインターネット上のOSだ。現在のBlogは情報発信を行っているだけだが、Blogを個人ポータルとして考えれば、そこからあらゆる方向へ発展する可能性がある」と内藤氏は述べ、Blogビジネスの可能性の大きさを指摘した。

-PR-企画特集