市場調査会社のIDCは9日(米国時間)、2004年度のPC予想出荷台数を約300万台引き上げ、全世界あわせて1億7540万台になると発表した。IDCでは四半期に1度予測に修正を加えているが、前回発表した予想値は1億7210万台だった。さらに同社は、2005年の予測についても同様の修正を加え、全世界でのPC出荷台数を1億9410万台とした。前回の予測値は1億9140万台だった。
IDCの発表した声明によると、今年から来年にかけて企業/個人ユーザーの双方でPCの買い換えが進むことから、PCメーカー各社は2桁成長を期待できるものの、2006年以降は成長率が低下するという。同社では、2006年の年間成長率を8%と予想し、さらにそれ以降はさらに低い成長率になるとしている。これに対し、2004年の出荷台数の伸び率は13.5%、2005年は10.7%になると同社は予測している。
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