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BEAシステムズ、「Liquid Computing」構想を発表 - (page 2)

Martin LaMonica (CNET News.com)2004年05月26日 11時49分
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 BEAはこの日、「Beehive」という同社のオープンソースの取り組みが、Apache Foundationの内部プロジェクトとして受け入れられたことも発表した。BEAはApacheに対して、WebLogic Workshopにリンクしたこのコンポーネント開発モデルを提出していた。これにより、Beehiveのツールを使って書かれたアプリケーションを、Tomcatを含む様々なJavaアプリケーションサーバ上で動かせるようになる。

 あるアナリストによると、BEAがQuicksilverを開発したということは、同社がJavaを全ての製品開発の中心に据える企業から、XML(Extensible Markup Language)、Webサービス、.Netといった他の技術も同等に取扱う企業へと、技術的アプローチを転換したことを示唆しているという。

 RedMonkのアナリストJames Governorは、「Javaに関して言えば、XMLがJavaよりもはるかに重要になりつつある今、これはBEAにとっての1つの転換点といえる。これはBEAにとっては新しい経験だ」と語る。

 Chuangは25日に行われた記者会見の中で、Project Sierraから生まれたLiquid Computingは、WebLogic 9およびその後継版に組み込まれると述べ、さらに同社は5年以内に年間売上を現在の10億ドルから30億ドルに拡大することを目標としている、と語った。

 「われわれは、市場の究極的革新者となるのに最適な規模といえる」(Chuang)

 Chuangによると、BEAは今後数年かけて、徐々にインドや中国にも進出する予定だという。現在同社は、海外での技術事業はほとんど行っていない。

 またChuangは、BEAの先端技術研究所で行われているAlchemyと呼ばれるプロジェクトにも言及した。同社のチーフアーキテクトであるAdam Bosworth率いるチームが手掛けるAlchemyプロジェクトは、モバイルアプリケーションの開発プロセスを単純化するBEAの計画の基礎を成すものだ。

 Hewlett-Packard(HP)の最高戦略責任者(CSO)兼最高技術責任者(CTO)のShane Robisonは、Chuangの後に舞台に立ち、HPとBEAは現在の提携関係を拡大すると発表した。今後両社は、HPのOpenView管理ソフトとBEAのWebLogicの統合をさらに強化していく。HPは、独自のJavaソフト製品群を持っておらず、一方BEAにとってHPはWebLogic上でビジネスアプリケーションを開発する上で最も重要なコンサルティングパートナーとなっている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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